子どもの夢(目標)を応援できますか?漫画で気付かされた子供の育て方
今週のお題「一気読みした漫画」
子どもの夢(目標)を応援できますか?漫画で気付かされた子供の育て方
私には9才と6才の子供がいます。ふとした会話から将来何になりたいなんて話になるわけですが、その答えとして「ユーチューバー」と子どもが返答。
確かにユーチューバーは子どものなりたい職業ランキング1位の人気職業です。
それに対して古い考えの私は不安になるわけです。
ユーチューバーで食べていける人は少ない、安定していないと言うイメージだけで、頭ごなしに子供の想いを否定した親も少なくないのではないでしょうか?
ルーキーズの1シーンで、先生が「生徒の夢は信じて全力で応援する」と言う内容の話がありました。私はこのシーンを見た時に心から失敗したと痛感しました。
今回は、漫画「ルーキーズ」から学ぶ、子供の育て方について語っていきます。
※因みにルーキーズは、不良少年たちが野球や仲間との絆に目覚め、甲子園を目指して切磋琢磨していく漫画です。とにかく熱くて感動のお話です。
ルーキーズの1シーン(夢や目標について)
主人公の先生が期日内に野球部員を集めなければ首になると言う状況の中で、その条件を知っている不良生徒が「サッカー部でがんばりたい」と言う嘘の想いを話すシーンがありました。普通なら野球部に入って欲しいところを主人公の先生はサッカー部の顧問に不良生徒が入部できるように頭を下げ続けます。
ここでのポイントは、「自分の利益をそっちのけで、人のために行動を起こす」と言う精神です。この作品は、ところどころで「人を信じる」ことに重点を置いており、ここまで人を信じ切ることができるなんて素晴らしいなと目頭が熱くなりました。
子どもの夢(目標)についての対応と失敗
実際に子供が「ユーチューバーになりたい!」と言った時の対応として私が取った行動は下記の通りです。
●ユーチューバーについて調査する
・どうやって稼ぐのか
・何が必要か(どの程度の費用がかかるか)
・どんな作業をしていくのか
上記の作業を子供にさせた意図としては、「自分で調べて行動する力」を身につけてほしかったからです。
しかし、ここでの致命的な失敗は、親として子供の背中を押していないと言う点でした。心のどこかでユーチューバーはなって欲しくないと言う想いがあったのが理由でしょう。
ルーキーズを読んで変化した考え方
では、どのような対応をしていれば良かったのか、今思うところを話します。
●「ユーチューバーになりたい」と言う想いについて、褒めてあげる、または親としてまずサポートするぞと言う想いを子供に伝えるべきだった。
●子供に調査する内容を投げるのではなく、一緒になって考えることが必要だった。
この2点が大切だったと今では深く反省しています。
さいごに
子どもがどのように育ってほしいかと言うと、健康に楽しく暮らしていける能力を身につけさせてあげることだと私は思っています。
今回、参考にしたルーキーズは生徒と先生の熱い話で、人へ影響を与える場合のポイントを学ぶことができたように感じてます。
そのポイントは「人を信じること」「言葉や行動で示すこと」でした。
中々、他人に対してはそのようなことはできませんが、自分の子供ならできますよね。
まずは子どもを信じて背中を教えあげることが大切でしょう。