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香りや音楽で忘れたいことを思い出してしまうのはなぜ?プルースト効果について解説

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今週のお題「忘れたいこと」

 

香りや音楽で忘れたいことを思い出してしまうのはなぜ?プルースト効果について解説

誰しも忘れたいことはあるはずです。

忘れたいことが起こって時間が経つことで記憶は薄れていきますが、ふとしたきっかけで思い出すことってありますよね。

例えばそれが歌の歌詞でも有名ですが、香水の匂いで昔の恋人のことを思い出すなんてこともあるでしょう。

この効果を「プルースト効果」と言います。

今回は、忘れたいことを何かのきっかけで思い出してしまうプルースト効果について語ります。

ぜひ参考にしてください。

 

プルースト効果とは

プルースト効果とは、フランスの小説家マルセル・プルーストの小説に出てくる主人公が紅茶の香りから幼少時の記憶が蘇ると言う内容を基に生まれた言葉です。

要は香りで古い記憶が呼び起こされることをプルースト効果と言います。

 

音楽によるプルースト効果

プルースト効果は香りだけではなく音楽でも発生します。

例えば、昔の恋人と付き合っていたころの音楽を聴くと、そのころ記憶が蘇るというものです。

香りのように嗅覚だけでなく、聴覚と記憶にも綿密な関連性があるのでしょう。

 

プルースト効果と五感

香りと音楽の関連性を挙げましたが、他に何かの景色や、食べ物の味でも昔の記憶を蘇ることはあります。

どうもプルースト効果は人間が持つ五感と影響があることがわかります。

昔の記憶を懐かしむために昔回った旅行先に行くなんて行為はまさに視覚のプルースト効果を狙ったものと言えますよね。

 

プルースト効果と上手く生活していく工夫

五感と記憶が関連することがわかりました。

そうなってくるとわざわざ悪い記憶を思い出す必要はないので、昔を思い出すような五感を刺激する場所や経験は避けることをオススメします。

逆に幸せに感じることに関してはどんどんと飛び込んでも良いのではないでしょうか?

 

さいごに

五感の刺激により記憶が蘇ることをプルースト効果と言うことがわかりました。

嫌な記憶は蘇ることで気持ちも落ち込むし、良いことはありません。

どうせ思い出すなら良い思い出で楽しい気持ち、幸せな気持ちになる方が良いですよね。

プルースト効果は上手に利用するようにしましょう。

今回の記事が参考になれば幸いです。