段ボール業界のこれからについて
◆段ボール業界のこれからについて
僕が働いている業界は段ボール業界です。
生活の中や配送面で、馴染みのある商材ですが、あまり深く知られていない業界かと思われます。
せっかくなので、段ボール業界について語りたいです。
段ボールって言うたら、イメージつくのが、、、
通販で頼んだら送られてくる箱とか
ミカン箱とか
缶ビールの箱とか
でも段ボールって実は、波々の紙を真っすぐの紙で挟んだシートの事を指しています。
実は上記で上げたような通販の箱やミカン箱は段ボールケースって言うんです。
段ボールの仕様用途としては、ケースとして使用されることが極めて多く、
商品をお客様のところに傷つけず、安全に運ぶ為の商材なんです。
そんな段ボールは日本でどれぐらい使用されているのかっていうと、
2018年度は約105億1千㎡となります。
(面積で統計が取られてます。)
105億っていわれてもとりあえず多いなーって感じですよね。
世界的にみると
1位 中国
2位 アメリカ
3位 日本
過去を振り返ると、実はリーマンショックで一度は生産量を大きく落としたが、
基本的には、ずっと右肩上がりなんです。
段ボール業界の特徴でもあるんですが、GDPと連動して業界も成長するんです。
つまりは物が生産されて動けば、おのずと業界も動く、、、そんな感じです。
分野別でみていくと
食品、電気機器、薬品、通販などいろいろとあります。
一番シェアを占めるのが、食品関係となり、全体量の4割近く占めます。
食品と言えば、スーパーで並んでいるもの、、、
例えばインスタント、野菜、飲料などなど、ほとんど段ボールケースが使用されていますね。
一方、通販業界はお察しの通り右肩上がりです。着々と使用量を伸ばしております。これからもある程度は伸びそうですね。
そんな段ボール業界も、今後の日本において不安はあり、
少子高齢化、人口減などの問題で頭打ちになりそうです。
大きな需要を占める食品関係が減れば、生産量も落ちていく事になるでしょうし、、、
段ボール業界の大手も海外に視野を広げている傾向もあるし、、、
働く立場としては不安で仕方がない、、、
そんな段ボール業界、色々調査してこれからもアップしていきたいと思います。
泥臭い業界ですが、、、意外と面白い面もありますよ(笑)
こちらのHPにもう少し詳しく色々書いているので良ければどうぞ!!
https://cabbage-dandan.site/rekishi/